カンナビジオール(CBD)はがん患者にとって安全?

  • 2023年1月25日
  • CBD
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CBD
カレンCBDオイル KAREN -[カレン]

こんにちは!CBDメディア編集部です。

カンナビジオールは(CBD)は、大麻草に抽出できる天然成分のうちの一つで、がんや他の多くの疾患への代替療法または治療剤として、よくネット上で薦められているのを目にします。実際にカンナビジオールを治療に使用したがん患者から、症状の管理や治療に伴う副作用に対する補助的な役割として役立つという意見もあります。

とはいえ、がん治療でのカンナビジオール(CBD)の使用に関しての研究は、実際にはあまり実施されていません。下記では、カンナビジオールについて、また、カンナビジオールをがん患者が使用する上での安全性や効果について、研究の結果で何がわかっているのかについて紹介します。

カンナビジオール(CBD)とは何か?

カンナビジオール(CBD)は大麻草に含まれる成分のうちの一つになります。カンナビジオールとよく同じ認知をされているのが、同じく大麻草に含まれる成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)です。テトラヒドロカンナビノール(THC)は、気分を高揚させる化学物質に当たりますが、カンナビジオール(CBD)は、使用後の高揚感は無く、痛み・不安や睡眠障害を緩和させる効果があります。

カンナビジオール(CBD)は、ヘンプという大麻草から抽出されます。ヘンプとは、THCをあまり含まずにCBDを多く含むように特別な栽培がなされます。一般的には、THCを多く含む大麻草はマリファナと言われます。CBDは、大麻草から抽出された油を精製しており、液体やカプセル・グミなどで摂取したり、蒸気化させて吸引したり、ローションや湿布などで塗布することも可能です。

2018年まで米国麻薬取締局(DEA)のスケジュール1薬物に指定されていたカンナビジオールは、今のところ研究があまり進んでいない為、多くのことがまだわかっていません。スケジュール1薬物とは、過剰使用に対する安全面への懸念や、医療用として認可されていない為に米国麻薬取締局により指定されている違法薬物に当たります。それが、2018年9月に米国麻薬取締局はカンナビジオールをスケジュール5薬物への指定に変更したのです。スケジュール5薬物とは、過剰摂取の可能性が低く、いくつかの医療上での使い道があるとされています。

現在では、米国食品医薬品局(FDA)において、希少な重度の小児てんかんの治療薬としてカンナビジオール製剤(Epidiolex)の1種類を認可しています。今はまだ、がんやがん治療においての副作用の治療薬として米国食品医薬品局の認可を受けているカンナビジオール製剤(Epidiolex)は存在しません。

がん患者に対するカンナビジオールの有用性

カンナビジオールの有用性を探る為に多くの研究が行われています。その中には、がんやがん治療においての副作用(疼痛・不眠・不安・悪心など)がカンナビジオールよって軽減されるのか、また、がんの増殖を抑制する効果があるのか、というものなどがあります。ただ、今のところはがん患者に対してカンナビジオールが良い効果を与えた実験などはなく、カンナビジオールががんの治療薬として効果をもたらしたのは、実験用のマウスやヒト培養細胞を活用した実験に過ぎません。

その実験方法としては、肺がんや大腸がんを患ったマウスのがん細胞の増殖を抑制する、THCと培養することで脳の中に発生する悪性の脳腫瘍を死滅させるなどの方法があります。がん患者である人を特定対象にした実験などは行われていないのです。がん患者に特定していなければ、疼痛・不眠・不安を緩和する為の研究として、カンナビジオールのみ、またはテトラヒドロカンナビノールとの併用で使用されたことはあります。

しかし、一部のがん患者からは、カンナビジオールを使用することで嘔吐・悪心・うつやその他の副作用が緩和されたという声も上がっています。ASCOガイドラインによれば、カンナビノイド類の使用が合法である一部の地域では、目的に合った一部の症状にドクターが処方箋としても検討できるともされています。

とはいえ、ASCOガイドラインにも放射線療法または化学療法に伴う嘔吐や悪心の予防を目的にカンナビジオールの使用を推薦する十分な根拠はまだないのです。米国食品医薬品局が化学療法において悪心や嘔吐の治療薬として認可している合成大麻製剤、実験室などで作られています。それは、ビロン(Cesamet)とドロナビノール(Marinol、Syndros)の2種類です。

がん患者に対するカンナビジオールの安全性

稀にネット上で、カンナビジオールのがん患者や副作用の緩和に対する効果についての意見が書き込まれているのを目にします。その内容はあくまで個人の意見・感想であり、科学的根拠がないことは理解しておかなければなりません。がん患者に対するカンナビジオールの安全性かつ有用性は、今のところ明確な効果は見つけられていません。

また、カンナビジオールは薬物相互作用があると言われている一部の実験結果もあります。薬物相互作用とは、抗がん剤が体の中で処理される過程を妨げになることで、毒性が高まったり、効果が低下することがあるということです。これについては今後も研究が必要不可欠です。がんへの療法としてカンナビジオールを使用しようとしている場合は、まず担当のドクターに意見を聞くようにしましょう。そして、自分の住んでいる国や地域でカンナビジオールが合法にあたるのかも知っておきたいことでしょう。

一部の国や地域では、医療用や嗜好品にカンナビジオールやテトラヒドロカンナビノールが含まれている大麻の販売・所持・使用を許可されています。しかし、規制の厳しい国や地域もある為、自分が訪れる場所での法律について事前に調べておくことが必要です。アメリカ政府は、2018年に農業法でヘンプの栽培や製造の合法化を承認しています。オイル以外にもロープや衣料品などの製造にヘンプを使用することができる為、ヘンプは規制対象薬物から除外されたのです。

ただ、カンナビジオール製品の中には、表示濃度よりもTHCが多く含有されている製品もあるので、自分自身で安全性や品質を見極めることが非常に大事です。一番大事なのは、がん患者がカンナビジオールの使用を考えているのであれば、まずは担当ドクターの意見を聞くことです。カンナビジオールががん治療に有益たる明確な実証がない段階では、相談は必要不可欠です。

がん治療においてカンナビジオールを本格的に使用するのかどうかの治験も行われており、その結果次第では有益な効果やリスクについて明確なものになってくるでしょう。今、そしてこれからの研究や治験が、がん治療においての副作用の緩和や生活面の質の向上について、一つの手助けとなるでしょう。

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