CBDやCBDオイルと発作の関係は?薬との併用についても解説!

  • 2023年3月4日
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カレンCBDオイル KAREN -[カレン]

こんにちは!CBDメディア編集部です。

てんかんの抑制に効果的であるとされているのが、実はCBDやCBDオイルです。この記事では、CBDがどの種類のてんかんに効果的なのか、CBDによっててんかん発作が軽減した事例、CBDを使用したてんかん薬が日本で認可されているか、他の薬との併用が可能かどうかなどについて紹介していきます。

そもそもCBDやCBDオイルとは?

CBDとは、成熟した大麻草の茎や種子から採取できる成分であり、近年では多くの製品が販売されています。その中でも代表的なのが、CBDオイルです。大麻草から採取される成分ということで、マリファナなどの違法薬物を想像して、CBDを摂取すると精神的にハイになるのではないかと心配される方がたくさんいます。しかし、CBDには精神的にハイにさせる効果は全くなく、安全性や有益性が非常に高い成分であることが認められているのです。

さらに、最近ではCBDが健康面にも効果的であるとのことで話題にもなっています。CBDのもたらす効果として期待されているのが、痛みや不安の緩和、抗炎症作用、神経機能の保護などがあります。また、てんかん発作の抑制にも効果的であることが期待されています。

てんかんとはどんな病気?

人間の脳には数百億もの神経細胞があり、脳の働きは神経細胞の電気的活動によって行われているのです。この電気的活動が正常に反応していれば、身体の動きや意識を脳が正常にコントロールできていることになるのです。しかし、電気反応が不安定な状態になると、脳が身体の動きや意識を正常にコントロールできず、けいれんや突然の意識不明、泡をふくなどの発作に繋がります。これをてんかん発作と言い、てんかん発作が繰り返し起こることをてんかんと言います。

日本のてんかん患者は、60〜100万人と言われており、1000人に対し5〜8人とされています。てんかん患者が小児に多い為、生まれつきや遺伝性があると言われていますが、遺伝によって起こるてんかんはとても稀であるとされています。ほとんどのてんかん症状は遺伝的要因ではなく、どの年代でも発症する可能性は十分に考えられます。

てんかんはQOL(Quality Of Life)を低下させてしまう

てんかん発作はどのタイミングで引き起こるのかわかりません。外出時に突発的に起こり、事故やトラブルが起こる危険性を高めてしまうことも十分にあり得るのです。てんかん患者は、自動車が運転できなかったり、就職ができなかったり、学校に行けなかったりと、QOLを低下させてしまうことも非常に多いです。また、自分自身がてんかん患者ではなくとも、家族がてんかん発作を頻繁に起こすということで、日々不安と戦いながら生活を送っている人もいるのです。

てんかんの治療法

てんかんの代表的な治療法として、現在行われているのは抗てんかん薬による薬物療法になります。てんかん患者の66〜75%は、抗てんかん薬を投与することでてんかん発作を抑制し、一般的な社会生活が送れるようになるのです。良性の脳腫瘍など、明確な病変が原因で生じた症候性てんかんと呼ばれるものは、病変を除去する外科手術で完治する可能性はありますが、原因のわからない特発性てんかんは、薬物治療が一般的です。

CBDやCBDオイルはてんかんに効果的?

てんかん発作にも種類があり、CBDやCBDオイルはレノックス・ガトー症候群(LGS)やドラベ症候群という難治性のてんかん発作に対し抑制効果があると期待されています。
難治性てんかん発作は、幼少期に生じる疾患です。これらの発作は、制御ができず、死亡率が高いことでも有名ですし、一般的な治療では良い効果が得られないとの報告もあります。

そこで、2019年にアメリカのラザリディス博士らによって行われた、CBDをLGSやドラベ症候群などの難治性てんかん発作のある小児患者に投与した研究によると、小児患者のけいれん発作の頻度が減少したという報告がされています。CBDのてんかんに対する影響はまだまだ研究段階ですが、アメリカの研究者達によって行われた2018年の報告によれば、CBDが親油性により脳内分布に即効性があることや、CBDの抗炎症作用、カルシウム調整作用、抑制系神経の活性がてんかんに影響を及ぼしているのではないかとされています。

また、CBD自体に抗てんかん作用があるとともに、CBD以外の大麻由来成分にも抗てんかん作用があることも報告されています。その為、相乗効果によってCBD製品が効果的な抗てんかん作用を引き起こしているとも言われています。

CBDを使用した抗てんかん薬エピディオレックス(Epidiolex)とは?

イギリスの製薬会社が開発した抗てんかん薬で、CBDを精製して作られたのがエピディオレックスです。エピディオレックスは、THCやCBD以外のカンナビノイド成分が含有されている医療用マリファナとは違い、CBDのみで作られています。

2020年のアメリカの報告によると、CBDが主成分であることから、人をハイにさせる精神活性効果はないとされています。難治性てんかん発作であるLGSやドラベ症候群の患者に、追加でエピディオレックスを投与したところ、症状が激減したと、有名なサイトにて報告されています。アメリカでは、二つの難治性てんかん発作に対してエピディオレックスを使用することを認めており、ヨーロッパのいくつかの国ではエピディオレックスの商業販売が考えられています。

世界の各国でエピディオレックス対する認可がおりていますが、日本ではどのような見解が示されているのでしょうか。大麻取締法により、日本では大麻草成分を使用した医薬品の輸入及び患者への投与は認められておらず、もちろんエピディオレックスは認可されず、治療や商業目的でも販売することはできません。しかし、2019年に厚生労働省が出した発表によると、「研究者である医師が厚生労働省の許可を受けてエピディオレックスなどを輸入すれば、治療薬として国内の患者に使用しても良い」という見解を示したのです。

これをきっかけに、2022年から聖マリアンナ医科大学では大麻成分を含むエピディオレックスなどの治験申請を進めています。日本においては、エピディオレックスの認可は降りていませんが、一定の基準をクリアし治療薬として使用すれば、投与が可能なのです。

エピディオレックスと他の薬との相互作用

エピディオレックスについて、すでに服用している抗てんかん薬と併用で投与することによっててんかん発作を抑制することがわかっています。ただ、全ての医薬品との併用が効果的である訳ではありません。併用することで、身体に悪影響をもたらしてしまう医薬品も存在する為、エピディオレックスを併用及び服用する為には、医師や薬剤師などの専門家に相談してから、使用するようにして下さい。

カレンCBDオイル KAREN -[カレン]